西表時代 2年目
2024/04/23
前回からの続きで今回は西表時代2年目について書いていきます。
年末年始の営業が終わったあと、来シーズンに向けて
石垣島で船のメンテナンス作業を行いました。
今回は船のメンテナンスの他にセカンドボートの購入と
改造も同時進行で行っていきました。
(メンテナンス道具を積んで石垣へ向かいます)
石垣に着いたら船を船台に上架します。
この時は船台と船底の位置がしっかりと所定の位置にあるのか、
船が固定できているのかなど色々確認しながらの作業となります。
上架したあとは船底を高圧洗浄機で綺麗にして
船底塗料を2度塗りしていきます。
隣では安栄観光の高速船や海人のマグロ船なども
上架されていて、ダイビングボートとは全く違った造りに
色々勉強になりました。
船底塗料が塗り終わったら今度は
ラダーや手すりも白いペンキを塗って綺麗に仕上げていきました。
雨が降ってしまうと作業ができないので、
毎日天気予報を見ながら短時間で集中して行います。
船のメンテナンスが一段落したら次は
購入したセカンドボートの作業に移りました!
写真が無くて途中の工程をかなり端折ってますが、
YAMAHAの32フィートの和船を購入し、操舵室、トイレなどを
作りました!
初め行う作業が多く、とても勉強になったのを覚えています!
その後はテントを張り、甲板に滑り止めとなるオレンジ色のシートを敷いていきます。
最後にエンジンを取り付けて完成です。
年明けから作業を開始して、3月の初めに終わりました!
その間はウエットスーツよりも作業着を着ている日が多かったです(笑)
船底を掘ってトイレのスペースを確保したり、
FRPという素材を使ってベンチ台や操舵席を作ったりと
とても良い経験をさせて頂きました!
そして4月からは2隻体制で2年目のシーズンを迎えました。
オガンのリクエストと体験ダイビングの予約が重なったときは
セカンドボートで体験、メインの船でオガンなど
前年よりリクエストに柔軟に対応できるようになりました!
2シーズン目はガイドはもちろんのこと、
ドリフトダイビングでの船長をさせて貰う機会も多くなりました。
5月末にはSNSIという指導団体に加盟している各オーナーが
オガンに視察ツアーで来ていただきました。
その時は確か東の根と天馬崎をアシスタントで後ろから付いて潜ったと思います。
東の根のマグロはもちろん、天馬崎でもマグロの大群に遭遇し、
皆で大盛り上がりでした。
夏には初めてマングローブダイビングを行いました。
早朝の潮が高い時間にしかマングローブに入れないので
5時過ぎには出港していました。
普段のダイビングでは見られないゴマフエダイや
マングローブの根っこが作り出す独特の風景がとても印象に残っています。
早起きした甲斐があったなぁ~(笑)
いつか機会があればまたやってみたいですね。
秋ごろになるとマクロに目覚めました!
ミダラ浜では極小のタツノハトコやヒメイカ、
Gの深場ではニチリンダテハゼなどをよく紹介していました!
ヒレが開いているととても綺麗ですね。
一番好きなハゼです!
12月になると鹿川へ行く機会が増えてきました。
マンタはもちろん、このシーズンから沖合でバラクーダがよく群れる様になりました。
最大で12枚のマンタがクリーニングに現れたこともあります。
そして年が明けてまた石垣へ船のメンテナンスをしに行く時期になるのでした...
3年目へ続きますー!
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海久ダイビングサービス
沖縄県名護市東江4-8-7
電話番号 : 090-5938-6247
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